BRAND CONCEPT

スウィートキャメルの物語

ジーンズがアメリカの労働服に由来する事は誰もが知っています。

1960年代後半から70年代前半にかけて反戦運動や反抗運動(活動家たちはヒッピーと呼ばれました)が起こりました。その思想や心情を表現するシンボルとして、ジーンズが欧米や日本の若者に急速に受け入れられ、現在世界中で愛される商品となる基礎が形成されました。

しかし、ファッション衣料として認知されるようになるにはそれだけでは不十分でした。当時のジーンズはやはり労働服としての要素を色濃く残しており、すべて男性向けに作られていました。女性は体型に合わない服を無理矢理着せられていたわけです。男物の服を着る事によって逆に女らしさを強調するというファッション手法がありますが、衣料として裾野を広げるにはやはり不十分でした。

1970年代後半に、世界中で大きな変化が起きます。
女性用ジーンズの登場です。

日本でも、一人の新人モデリストが素朴な疑問を持って仕事を始めようとしていました。「たくさんの女性がジーンズをはくようになったのに、女性用のジーンズがないのはおかしい。」

アメリカのデザイナーが作り始めた女性用のジーンズに刺激を受けて、日本でも女性専用のジーンズブランドSweet Camel(スウィートキャメル)がはじめて誕生しました。1979年5月の事です。

ブランドが想定するターゲットは20代、仕事を持っていて好奇心が強く積極的、周りに流されない独立心の強い女性です。だから今でもブランドロゴに「jeans for aggressive woman」の文字が入っているのです。

フツウの女性がちょっとだけ素敵に見える、少しだけおしゃれに見えるジーンズを作ろうというのがSweet Camelの、素朴ではあるけれども実現するのは困難な目標であり、今も変わらないアイデンティティです。

今、どんなシルエットが求められているのか、そのためのパターンはどうあるべきか。素材はなにが最適か、洗い加工はどうするのが良いか。細部のデザインはどうするのか。全てを関連付けて考え、そのとき最良と思えるジーンズを作り出すのがSweet Camelのものづくりの姿勢です。

だからSweet Camelの使う素材は全てオリジナルです。そうでなければ、最適な素材とは言えないと思うからです。細部のデザインも、無意味なものはありません。全て意味のあるデザインになっています。
Sweet Camelはこれらの全てを、デザインであると考えているからです。

誕生から26年、Sweet Camelは一人の女性プロデューサーによって育てられました。日本で生まれて日本で育ったブランドです。多くの女性向けジーンズブランドが男性によってプロデュースされたり、数年で次の世代に引き継がれたりする中では、稀有の存在であり、我々の誇りでもあるのです。

そんなSweet Camelをたくさんの方に知ってもらい、いつもより少しだけ、きれいになるお手伝いをさせて頂きたいと私たちは思っています。

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